これは私の覚書みたいなものですので、お見苦しい点などありましたらご容赦ください。
Early2009MacProを使い続けてはや10年、El Capitanが最後のOSと何年も前から思い込んでいた矢先、Firmwareの書き換えでOS High Sierraまで使えて、なおかつグラフィックカードの交換で最新OS Catalinaまで使え、NVMe m.2メモリまでもが使える、との情報が!!(古っ!今頃!と思った方も多々おられましょう・・・)
そこで、私も改造に挑戦してみることにしました。
まずはFirmwareの更新から。これは簡単でした。FIrmwareファイルをダウンロードしてシステム終了。再起動時に「ジャーン」の音を聞いた後もひたすら電源ボタンを長押ししていると、ブザー音とともに電源ランプが点滅するのでそこで指を離します。するとFirmwareが書き換わりました。「このMacについて」を開き、システムレポートを見ると4.1から5.1に書き換わっております。これでHigh Sierraへのアップグレードができます!!
早速High Sierraへアップグレード。タイムマシンは忘れずに。無事アップグレード終了。特に使えなくなったアプリもなし。
ついでにCPUもアップグレードしちゃいました。ヤフオクでw3690 6コア12スレッドのチップを8千円弱でゲット。クーラーの六角レンチですが、最初手元にあった3mmの短い6cmのやつを使って開けようとしたら全く開かず、ネットで調べたらロングサイズの13cmの長さのものが必要だと分かり、速攻ホームセンターへ行き購入してきてクーラー取り外し完了。後はCPUを取り外してしてシリコングリス塗り直して交換完了。更にメモリ8Gx4を6000円でゲットし増設。旧Macの材料はヤフオクに行けばほんと安く売りに出されてますね。
問題はここからです。Mojaveへのアップグレードには新しいグラフィックカードが必要です。我が家には使ってないRTX1050tiがあります。これをなんとか代用できないかと。
mac対応EFI化にチャレンジしてみました・・・
結果、失敗に終わりました。私ごときの知識では無理な問題でした。
そもそもMacとnVidiaって相性というか仲というか、よろしくないみたいですね。
nVidiaはドライバとCUDAとやらをインストールしてやらないと認識しないけど、AMDは
問題ないらしい。ということで、グラボ差し替え・リセット、差し替え・リセットを繰り返しているうちに・・・Mac逝きました。最初は純正グラボが逝ったのかと思い、ヤフオクでEFI化したHD5770を買って試したが起動せず。電源を疑い電源ユニットを交換しても起動せず。CPU、メモリ付け替えてもやっぱだめ。諦めました。泣く泣くヤフオクでジャンクで売りました。さらばEarly2009。
そして新たに我が家にやってきたのは3万6千円で買ったMid2012。メモリもHDDもない裸同然のMac。
早速CPUを交換、メモリも交換、HDDも前機のものを装着。HighSierraが立ち上がる状態までに戻りました。
ここからいよいよmojave化計画実行です。
とりあえず手持ちのPCIe増設のSATAIII 500G+240G SSD外付けカードを装着。
アマゾンで1万弱の最安値で買ったクロシコのRX560グラフィックカード。
m.2メモリは、高額のため迷いましたがトラブルは避けたいためApple推奨のIntel SSD 760p M.2 PCIEx4 512GBモデル。
m.2メモリをPCIeに取り付けたボードは去年自作機で使おうと思って使わなかったクロシコのモノ。これの相性は結構どこのメーカーでもどうでもいいみたいです。
まず念の為USBメモリにmojaveとHighSierraのOSインストーラを確保。
グラボはRX560に取り替えインストール開始。本当はクリーンインストールがいいんだろうけど、あまりにアクティベートしなきゃならないソフトやらが多すぎて管理しきれないからまずは通常インストールを試みます。もちろんタイムマシンとHDDにバックアップは忘れずに。m.2はmojaveをインストールするときに行うFirmwareの書き換えで使えるようになるとのことなので、とりあえずSATAIII SSDにmojaveをインストールします。Firmwareの書き換えはいつどこのタイミングで行われるんだろうと不安でしたが、一番最初になんの問題もなくインストーラが説明してくれました。難なくmojaveが動きました!1万円のグラボでも問題なさそうです。アップグレードに伴い動かなくなるソフトがどれくらいあるのか心配していましたが、いまのところ一つだけでした(Digital Performer8のみ、アクティベート画面で入力しようとするとハングアップする)。WavesのプラグインはV9のまま、Protools11も問題なく動いてます。ですので、ソフトウェアにかかった費用はDigitalPerformer8から10へのアップグレード代約23000円で済みました。
ちなみに、mojaveへアップグレードする過程で何度か純正のグラボと入れ替えしなければならなかったのですが、一度mojaveのシステムディスクができてしまうと、純正グラボでもmojaveで動きます。ただ、使用するソフトによってはウィンドウが真っ黒く表示されなかったりします。youtubeの再生ボタンがチラつく現象もありました。おそらく他にも問題はありそうなので、やはりメタル対応のグラボに差し替えたほうが無難でしょう。
その次の工程は、m.2メモリを起動ディスクにすることです。これがちょっと苦労しました。
認識はするのですが起動ディスクにならないという現象がおこりました。普通に拡張ジャーナリングでフォーマットするだけじゃだめらしく、起動ディスクを選択する際に「〇〇されてません・・・」的なことを言われます(具体的には何を言われたか忘れてしまいましたが)。そんなやり取りを何回かしつつ、初期フォーマットとタイムマシンのやりとりを何回かしていたら、いつの間にか起動ディスクが出来上がりました・・・。
以降、ウィルス感染したり余ったHDDをHDDベイに収納したり紆余曲折しながら元気にmojave環境で動いております。
平林征児's DTM
気まぐれ日常メモ
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