まぁTokaiのモデルは当然のように施してあったんですけど、Gibsonは未処理だったのでいつものように伝導体でアース処理やったんですけど、ひとつだけ謎な箇所がありまして。
トグルスイッチとポット周りは問題なく木材丸出しだったので普通に処理したんですけど、PUのザグリのところだけ鉄板が敷いてあったんです。鉄板というか、なんていうのだろう、型抜きした金属パーツ、これなんのため?っていう感じで。特にアースに関係している感じでもないし、伝導体もやり直しが簡単にできる銅箔テープで処理したのでまぁ問題あったら剥がせばいいだけなんで、とりあえず鉄板はそのまま、木材周りだけ銅箔テープ貼って、まぁ手を離してもノイズが増えないようにはなったんですけど、シングルコイルだなぁというノイズは普通に発生しておりまして。更に言えば、大体最近の他社のP-902本載ってるギターって位相でトグルをセンターにするとノイズ消えるんですけど、Gibsonのは位相とか全く考えてないようでセンターでもノイズは消えないんですね。昔ながらの伝統というか、そういうセンターでノイズ消えない個体も扱ったことあるので、まぁこういうもんか、とは思ったんですけど。ちょっとしばらく様子見でこの状態で弾いてみようと思ってます。
あ、ちなみに、ポットなどの配線はさすがGibson,高級なもの使ってましたよ。
で、ちょっと驚いたのが、Fenderの弦をERNIE BALLに変更したんですが、これが本当に高音域の出方と伸びが全然違うんですよ。Fenderの弦ってめちゃくちゃ今安いんですけど、ERNIE BALLより鳴りがめっちゃいいんですよ。まぁこれは弾く人の主観になっちゃうんですけど、この高音域がP-90には邪魔だっていう方もおそらく多いと思います。が、しかし、安物の弦って決まって高音域が出ずに鼻が詰まったようなサスティーンのないものばかりなのに対し、Fenderの弦はサスティーンも伸びるし高音域も気持ちいいし、ストラトやテレキャスに張るとハマるんですよね。ただサウンドハウスさんとか売り切れがたまに出て供給が安定していないという点が難題なんですけど。
あと、Gibsonのギター買うようになってから、金銭感覚がおかしくなっておりました(笑
半年前は10万ちょいのTokai買う時に清水の舞台から飛び降りる覚悟でポチってたんですけど、今デジマートでGibsonのギター見てて、30万か、ふーん、おー、ヴィンテージだと100万超えるなぁやっぱ、とか、おいおい、おまえ大丈夫か??と。いやいや、もう欲しいギター全部揃ってるのでなんか新しいギター買う予定は全く無いんですけど、ただ、最近マルチエフェクターがちょいと気になり始めておりまして・・・最低限のクランチ作るためにエフェクターボード作ったことはちょこっと書いたんですけど、2万そこらでめっちゃ使えるというレビューのデジタルマルチエフェクター、ToneXとかBOSSのGT-1とか、何なら1万で買えるZOOMのG1X FOURとか。昔はといっても35年くらい前のデジタルエフェクターってほんとデジデジしててまぁそれが新しいっていうんで使ってる人もいたんですけど、とにかくデジタル臭さ全開だったんですよ。それが今私 IRig HD2 をアンプシミュとして使ってるですけど、まるでデジタル臭さないんですよね。しかもPod2.0と違い、それぞれのアンプの特徴ほんとによく捉えている。ToneXはIRig と同じIK Mutimediaが出しているんですけど、アンプシミュとして使うことが多いかな、という点ではIRig HD2持ってれば別にToneXは必要ないかなと思うのですが、マルチエフェクターとしてアンプの入口までのコンパクト・エフェクターシミュとしてはG1X FOURとかGT-1とか一回試してみたいなぁとか思うわけです。なんか知らないうちに、作曲しててギター触らなかった30年のうちに、すっかりギター環境って変わったんだなぁと日々思う次第であります。
平林征児's DTM
気まぐれ日常メモ
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